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不動尊祭典   4月29日 (みどりの日)
大聖寺唯一のお祭りは、4月29日の不動尊祭典です。
当日は、地名の八日市場にちなんで、参道で農産物の販売や田舎の味を提供する店などがある「八日市」も開かれます。
山梨には、真言宗の寺院が少ないので、一般にはあまり柴燈護摩(さいとうごま)を見る機会がありませんが、柴燈護摩は外で焚く護摩で、山伏の法螺貝の音が山野に響き渡り、護摩壇に点火されますと大きな炎が上がり、それは勇壮なものです。護摩の火が鎮まると、先ず赤ちゃんを山伏に抱いてもらって火渡りをします。「わが子の健康」「無病息災」を願ってお年寄りまでが、お不動さまに手を合わせて火を渡ります。春の風物詩と言える行事です。

上の写真は在りし日の父
永知和尚。
左は1999年の私です。

父の写真が手元に無かったのですが、
たまたま今日お寺におみえになった、明
王寺のご住職が撮ったものをいただきま
した。早速使わせていただきました。
                (2000.1.29記)


早川町に大滝のお不動さまが祀られている。
背景の滝壷に小学校1年生のときに上から落ちたという、今は千葉県に住む佐野繁三郎さんが、平成6年に建立したものである。
ここで柴燈護摩を修した。父と玄法院ご住職、瀧本院父子と僕であったが、まさに山野に在る修験者の趣であった。

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